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【反省】FX自動売買システム 有事・想定外の相場の動きがあったら手動損切して、運用資金を守ることがおすすめ!

こんにちは。たもつです。

今の相場は、自分の想像を超える値動きをしてしまっていて、価格幅が非常に大きい。

そのような時に、仕事が忙しくて、FX自動売買システムを稼働したままにしてしまった。

その結果、運用資金が0円になってしまった。

あの時に、どうすれば良かったのだろう?

と思われていませんか?

私も、FX自動売買システムを動かしている一つの口座で、運用資金が0円になってしまいました。

運用を振り返ってみると、FX自動売買システムの自動損切機能に任せるのではなく、「自分で手動損切することが一番良かったのでは!」と思っています。

仕事で忙しいときに、いきなり自動売買システムの口座をスマホで見てみると、真っ赤っかになっていて「どうしよう!」と思ってしまうことがありました。

今回はウクライナ情勢が激化したときの運用を元に、どのようにして、FX自動売買システムを稼働している口座の運用資金を守れば良かったのかを振り返ります。

FX自動売買システムで手動損切するために事前に準備しておきたいこと

まず、FX自動売買システムで手動損切するために事前に準備しておきたいことをお話しします。

何事もそうですが、事前準備なしに、いきなりピンチが来たら、焦ってしまって何もできずに残念な結果になることが多いですよね。

そうならないために、事前に準備しておきたいことをまとめます。

1.運用しているFX自動売買システムの実績を抑えておく

まずは、運用しているFX自動売買システムの実績を把握しておきましょう。

今回使用する私のFX自動売買システムは、2021年12月から稼働していました。

実績は、以下のようになります。

期間利益額
2021年12月01日から12月31日+3,608円
2022年01月01日から01月31日-3,140円
2022年02月01日から02月23日+3,713円

上の表から、1か月あたり約3,500円は利益が想定できる、FX自動売買システムであることがわかります。

なので、3,500円程度の損失なら、1か月あれば十分に取り戻せることができることがわかります。

2.1回あたりの損失許容額を決めておく

FX自動売買システムを運用するにあたって、あらかじめ1回の損失許容額を決めておきましょう。

実際に運用を始めて、含み損の金額が大きくなるのを見てしまうと、損失を出すことが嫌になります。

そのため、損失を出したくない、認めたくないという感情が入ってしまい、なかなか損切できなくなることが多くなるためです。

私の場合は、先ほどの把握してた1か月分の想定利益が1回の損失許容額と決めています。

なので、約-3,500円の損失金額が許容できることになります。

しっかりと、稼働しているFX自動売買システムの実績を把握しましょう。

1回での損失許容金額を自分で決めて、トータルで利益を出せるようにしていきましょう。

FX自動売買システムで手動損切しないと全資金を失う可能性がある

今回の運用では、FX自動売買システムがもったポジションに対して、手動での損切をしませんでした。

その結果、運用していた口座の運用資金は0円になってしまいました。

では、さっそく手動損切を行わないとFX自動売買システムの運用口座の全運用資金が0円になってしまう実例をみていきましょう。

世界的有事が発生した2022年2月24日の経緯

ここからは、実際にどのように、FX自動売買システムの運用口座の運用資金が0円になってしまったのかをみていきましょう。

2022年2月24日の自動売買システムの含み損の結果を一覧でご紹介します。

日時含み損金額心境
2月24日 12:49-7,086円この金額より少ない損失なら納得できると思っていました
2月24日 14:40-11,314円これから損失がどのように上がっていくのだろう
2月24日 16:00-4,789円この場面で手動損切しておけばよかったです
2月24日 16:12-2,440円この場面で手動損切しておけばよかったです
2月24日 16:36-6,808円ちょっと様子見していました
2月24日 16:42-2,862円この場面で手動損切しておけばよかったです
2月24日 17:25-2,000円この場面で手動損切しておけばよかったです
2月24日 17:38-5,446円この場面で手動損切しておけばよかったです
2月24日 19:23-26,554円仕事終わりに見てみると含み損が一気に増えていました
2月24日 20:07-36,187円損失が増えるいっぽうでもう減ることはないと思ってました
2月24日 21:06-41,555円もうあきらめました
2月25日 5:27-60,000円 運用資金全額マイナス→口座残高は0円になりました

上の一覧のように、FX自動売買システムに損切を委ねました。

その結果、翌朝、起きてみると、運用資金全額がマイナスとなっていて、この口座の残高は0円になってしまいました。

どの部分で自分で手動損切しておけば良かったのかを次に振り返ります。

FX自動売買システムで手動損切をすればよかったタイミング

先ほどの一覧から損切をしておけばよかったタイミングは以下のところです。

No日時含み損金額
12022年2月24日 16:00-4,789円
22022年2月24日 16:12-2,440円
32022年2月24日 16:42-2,862円
42022年2月24日 17:25-2,000円
52022年2月24日 17:38-5,446円

No1. 2月24日 16:00  含み損 -4,789円

実際に、スマホで自動売買システムを稼働している口座を見ながら、ここでの損切が一番しやすいと思っていました。

自分が設定している1回での損失許容額より、1,000円ほど高いです。

しかし、この後の含み損がどうなるのかを気にしなくてよくなるという面で、ここでの手動損切するのもありでした。

1か月ぐらいあれば、相場と自動売買システムの相性があえば、この金額くらいは取り戻せると思っていました。

No2. 2月24日 16:12  含み損-2,440円

含み損が少なくて、手動損切が簡単にできると思ったのは、この場面です。

このような場面が来たら、すかさず、手動損切することをおすすめします!

先ほどよりも、損失額が少なく、微損で終われる。

しかも、1回での損失許容額を-3,500円に設定していたので、その金額以下です。

このまま、今月のFX自動売買システムを停止しつづけても、月間でプラスの利益となるので、間髪入れずに、手動で損切してしまいましょう!

No3. 2月24日 16:42  含み損 -2,862円

先ほどから、含み損が増えましたが、まだまだ、1回の損失許容額範囲内です。

もしかしたら、「このまま利確するかも」 などと思って、1回待ってみたけど、やはり手動損切で今回のトレードは撤退しようと思うこともあります。

その場合も、悩まず、手動損切して、自分の貴重な運用資金を守ることに専念します。

No4. 2月24日 17:25  含み損 -2,000円

この場面が、一番含み損が少ないから、ここでの損切が一番ではないのか?と思われたかもしれません。

ただ、実際に相場が動いているときの心境としては、「このまま待っていたら、利益が出るかもしれないからもう少し待ってみよう!」と思ってしまうのです。

そうすると、世界的有事が起こっているのに、運用資金が全部損失になってしまうという恐怖よりも、「利益が出たらすぐに手動で利確したら、一番いいよね。

と待ってしまう。

危ないシーンです。

トレードが終わった後から見れば、ここが一番損失が少なくなるから、手動損切するならここ!。

と思うのですが、ここまで、手動損切しないのであれば、運用資金を全額損失しても良いという覚悟がある場合にのみにしましょう。

相場は、一気に自分の想いとは反対方向に行くことが多いですよ。

一気に、運用資金全額が0円になってしまうことも多いです。

気を付けましょう。

No5. 2月24日 17:38  含み損 -5,446円

ここが、納得して損切できる最後のポイントです。

先ほどは、含み損が-2,000円代でしたが、そこから、-3,000円以上増えました。

この後は、一気に、含み損が増える可能性があります。

12:49に見た、含み損が-7,086円になるまでに手動損切できれば、自分の中で納得がいくと思っていました。

まとめ

世界的有事が発生して、相場が荒れそうなときは、FX自動売買システムに頼らず、手動で損切をしましょう。

相場で生き残るためには、運用資金を守ることも重要です。

相場で生き残っていれば、稼ぐチャンスを未来に残すことができます。

ですので、一時的な損失に怖気づかないように

  1. 1回の損失許容額をあらかじめ決めておいて、ルールどおりに手動で損切できるようになりましょう。
  2. そのためには、日々運用しているFX自動売買システムの実績を把握しておきましょう。

想定外の動きをしそうな相場の場合に、FX自動売買システムを稼働したままであれば、迷うことなく手動損切して、あなたの運用資金を自分自身で守ってください。

これからも一緒に、楽しくFX自動売買システムを運用する生活を送っていきましょう!