検証ラボ

【リアル検証】FX 自動売買システムを低資金で世界的有事のときに稼働してみた

こんにちは。たもつです。

  • FX自動売買を停止するように、運用からLINEが来たけど本当に止めたほうが良いのか?
  • ウクライナ情勢が激化した。自動売買の結果はどうなったのだろうか?

と思われていませんか。

FX自動売買で利益を上げるために稼働したいけど、どうも稼働すると自動売買システムで損失がでてしまうような感じで、情報が出回っていますよね。

私もFX自動売買システムを運用してはじめて、戦争が発生しました。

どのようになるのかわかりませんでした。

なので、今回は、実際にこのような情勢で自動売買システムを運用するとどのようになるのかを検証してみました。

まず私の考えからお伝えします。

FX自動売買は、絶対に稼働停止することを強くおすすめします。

  • 運用資金が少ないと一気になくなってしまいます。
  • 運用資金が0円になってしまうので、お金をまた働いて貯めてから再稼働することになります。
  • 稼働を停止していなかったために、自動売買で利益を得られるはずだった機会を多く逃すことにつながります。

それでは、FX自動売買を世界の有事が発生したとき、どのようなことになるのかを実際の運用を通して解説していきますね。

FX自動売買システムを稼働するかどうかの判断

ロシアのウクライナ侵攻前、自動売買のサポートから、「ウクライナ情勢を巡り要人発言により変化してくるので稼働される際は要注意です。」とアナウンスがありました。

  • この時点で、自動売買を停止しておく。
  • もしくは、ポジションをもっていたら、手動で損切して、ポジションを無くしておく。

がFX自動売買システムでの一番安全な運用方法になります。

しかし、今回はどのようになるのかを検証するために、あえて自動売買システムを稼働することを選択しました。

たもつ

みなさんは、絶対にこのタイミングで、自動売買システムの稼働を止めてください。

結果的に、利益になることもあります。

しかし、そのような運用を続けていくと、長期的に運用資金を無くすことにつながる可能性が高いです。

今回のFX自動売買システム稼働ルール 低資金バージョン

今回稼働するルールを決めました。

  • 運用資金は6万円
  • 通貨ペアはEURUSD
  • 自動売買システムは、自動損切機能付き

いつもなら、運用資金はこれぐらいでも、利益を上げてくれている。

もしくは損失を最低限にして、運用資金を守ってくれている自動売買システムです。

稼働を始める前の心境

今回は、有事ということもあり、FOMCなどの重要指標に比べると、はるかに運用資金を無くす可能性があるのではと容易に想定できました。

しかし、一方で、今まで損失を最低限にしてくれている自動売買システムを今回選びました。

いつもよりかは損失金額が多いけど、6万円全ては無くさないという結果になるのではと予想して稼働を開始しました。

ウクライナ情勢激化前の状況

では、まずウクライナ情勢が激化する前の状況についてお伝えします。

2022年2月21日(月) ウクライナ情勢についての注意喚起

自動売買システムのサポートから、LINEでウクライナ情勢について要注意ですよ。とメッセージが来ていました。

この時点で、他の自動売買システムのサポートからも同様の案内。強く停止したほうが良いとの注意喚起が来ていました。

たもつ

私は、この時点で、他の自動売買システムは停止しています。

2022年2月23日(水)時点の自動売買システムの利益状況

今年の初めから、かなり相場が荒れていました。

自動損切機能がついているFX自動売買システムを稼働しています。

2022年1月10日から2022年2月23日までの利益状況ですが、自動損切が5回あったにも関わらず最終的に利益はプラスでした。

2022年2月23日(水)再びサポートからのアナウンス

またも、自動売買システムのサポートから注意喚起がきていました。

ウクライナ情勢激化後のFX自動売買システムのトレード状況

ここからは、実際の自動売買システムのトレード状況をお知らせしますね。

時間経過とともに、どのようにトレード状況が変わっていくのかを疑似体験していただければと思います。

2022年2月24日(木) 12:49   含み損 -7,086円

昼休みに、食事をしていました。

ニュースで、ウクライナ情勢が激化したと報道されていたので、トレード状況を見てみました。

いつもと同じぐらいの含み損なので、今後どのようになっていくのかなとスマホを眺めていました。

2022年2月24日(木) 13:14  含み損 -11,716円

先ほどから30分が経過しています。

まだまだいつも通りの含み損でした。

少し自動売買の結果を眺めて、仕事に集中していました。

2022年2月24日(木) 13:55 含み損 -7,167円

急激にチャートが落ちたら、チャートは短い時間で戻ってくるという説もありますよね。

先ほどから、EURがかなり落ちていましたが、すこし様子見に入ったのかなという感じでした。

まだまだ予断は許さないのですが、いつも通りの相場の動きに見えました。

2022年2月24日(木) 14:40  含み損 -11,314円

やはり、EURが戦争の懸念で、落ちていますね。

今後の展開に要注意と思い、トレード結果を眺めていました。

2022年2月24日(木)19:23 含み損 -26,654円

仕事終わりに、自動売買システムでどのようになっているのかを確認しました。

昼の時点より、更にEURが下がっています。

ポジションも9つ持っています。

まだまだEURが下がる勢いで、このままでは危ないと思っていました。

2022年2月24日(木) 19:56 含み損 -35,764円

先ほどから30分ほど過ぎました。

EURが加速度的に、下がっています。

ポジションは10個。

相場がこのまま戻ってこなかったら、強制ロスカットの可能性があります。

2022年2月24日(木)21:06 含み損 -41,555円

いつもであれば、相場が戻ったりするものですが、一向に戻らず。

ポジションも11個持ってしまいました。

2022年2月25日(金) 5:27  損失 -60,614円

朝起きて、自動売買システムを見てみると、強制ロスカットになっていました。

検証が終わっての心境及び反省

今回の検証が終わっての心境及び反省をしていきたいと思います。

1.自動売買システムの実力を過信していた

たもつ

前回は、資金を守ってくれた、自動損切機能の実力を過信していました。

重要指標と、有事を同じ考えで、FX自動売買システムを稼働していました。

どこかの時点で、自動損切してくれて、損失は出るだろうと思っていましたが、全額運用資金がなくなるとは思っていませんでした。

やはり、有事の際は、FX自動売買システムは即停止することが重要だと改めて身に沁みました。

2.ウクライナと近い地域での通貨ペアを選択してしまった

たもつ

これは、完全に私の配慮不足でした。

ヨーロッパに違い地域での有事なのに、EURを含んだ通貨ペアを選択していました。

ロシアの通貨ルーブル、ウクライナの通貨フリヴニャではなかったので、気にしていなかったのが間違えでした。

今後、このような有事があった場合には、近くの経済圏の通貨も稼働対象から外すことが重要と学びました。

まとめ

有事の際は、FX自動売買システムの稼働を絶対に停止してください。

今まで、稼働してきて、得られた利益はもちろんのこと、貴重な運用資金を全て無くしてしまう可能性が高いです。

FX自動売買システムでの運用も投資ですので、中・長期の期間で、利益を得ることを目指して運用してください。

下に、FX自動売買システムの運用で守ることを記載しておきますね。

  • 相場が安定しているときに、FX自動売買システムを稼働する。
  • FXの運用サポートから停止を推奨されたときは、FX自動売買システムを絶対に停止する。

を守って、FX自動売買システムの投資ライフをしていきましょう。